不動産高く売る際に関連した経費としてはさまざまなものが考えられますが、税金のようにかならず支払うことが義務付けられているもののほかにも、土地の測量費用がかかってしまう場合もありますので、注意をしておかなければなりません。
通常、マイホームを新築するといった場合には、敷地となる土地の境界についてもきちんと確認をし、測量をした上でのこととなりますので、測量費用の負担が生じることはあまりないといえます。しかし、築年数が古すぎて、土地の境界杭や隣接地との塀のようなものが現地に見当たらなくなってしまっているという場合には、あらためて測量をしなおして、境界と面積をはっきりとさせる必要が生じるかもしれません。また、先祖代々受け継いだ住宅や、もともと中古物件として購入していた住宅という場合にも、登記簿には面積が書かれてはいるものの、実際のところは境界があいまいで、面積も正確ではないものがよく見受けられます。
不動産売却に関する測量費用を買主、売主のどちらが負担するのかは、明確に決まりがありませんので、交渉しだいではどちらでもよいということになりますが、一般には売主側が負担をすることが圧倒的に多いといえます。将来の分筆などが予定されていなければ、公簿面積を信用して取引をする、いわゆる一筆買いというケースもありますが、現在ではほとんどの場合、境界や面積がはっきりしない土地に買い手はつかず、そのために売主側がはじめに測量をして売れる状態にするというわけです。